こんにちは。
2月に観た「ドリームプラン」。アカデミー賞候補でもあり、あまりにも感動したので翌月もう一度観ました。
2回目だからそんなに感動しないだろうと期待しなかったのに、むしろほぼ泣きっぱなし(笑)。
以下、私の個人的な感想です。
天才的テニスプレイヤーを育てるために、ビーナスとセリーナが生まれる前から(と言うか、そのために二人を産んでもらった)プランを考えていたという父、リチャード・ウィリアムズ。
彼は時に自分勝手で傍若無人だけど妻と5人の娘を愛し、大事にする家族想いの父親であり、この家族のチームワークがまた素敵過ぎなのです。
この映画はサクセスストーリーという側面だけでなく、人種差別というテーマも含まれています。ローティーンのヴィーナスとセリーナがそこに真っ向から切り込んでいく姿は感動を超えました!
娘たちは父リチャードに時に理不尽な理由で怒られるけど、それを補うほど両親に褒められ肯定されて愛情たっぷりに育つので、子供でありながら自信に溢れ、意志が強い。
インタビューにも有名コーチにも、臆せず「自信がある」と言い切り、中途半端な回答は一切ないんです。そして家族とテニスが大好きだから、「やらされてる」感が全くない。
両親は娘たちを度々、
「ヴィーナス・ウィリアムズ」
「セリーナ・ウィリアムズ」
とフルネームで呼び、2人を一人の人間、または選手としてリスペクトしているのが感じられました。
一方、日本人を含めそういう家庭環境で育つ人はそう多くありません。私自身、両親に褒められたことはほぼなかったし、なんなら否定されることの方が多かったです。
無価値な自分、ダメな自分という自己否定で生きてきた私。大人になるほど自己肯定感が低くなるらしいのですが、私自身の経験上そんなことはありません。
私の場合は天職そのものや、その経緯・経験を縁ある方々に提供することで周りから喜ばれ、結果を出したことで自信になっていったから。
才能は、努力することで開花します。
楽しいから努力するし、そんな自分を自分が評価するようになります。
もし今、自信がない、自分の価値が分からない、という人は、自分に何ができるかの棚卸しをしてみませんか?自分が当たり前にやっていること、苦手のことの中にも才能があったりしますよ。
苦手な料理が天職の一つになった私がその証明です^^
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【シルバーバーチの霊訓より抜粋】
精神と魂に宿された才能を開発し、その上で物質文明の産物を、自分一人のためではなく、他の全ての人たちのために活用すれば、地上天国が実現します。
地上世界の全ての人が、自分より不幸な人のために役立てる、何らかの才能を備えているのです。
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話は映画に戻りますが、2回目はエンディングテーマが最高に響きました。前回はこの曲に気づかなかったけど、メロディも歌詞もとっても良かったです^^。苦難を乗り越える人たちに響くテーマソングになるかも知れません。
とにかく私にとっては映画も曲もモチベーションが上がる、今年一番の作品とでした。もし観てない方には、勇気をもらえるオススメの作品です♪
Be Alive (From KING RICHARD)
by BEYONCE