「愛」というと漠然として分かりづらいですが、思いやるとか、相手を生かす、私はそれが愛だと思っています。
以前読んだ有機栽培の本に、以下のようなコトが書かれてました。
愛を向けるもの(対象)は、自然淘汰される。
本の著者は農家のAさん。
野菜の栽培に虫は付きものですが、農薬で虫を排除しても、いずれ耐性がつくのでイタチごっこです。
猛毒のヒ素で増殖する細菌もいるくらいですから、どんなに新しい薬剤を開発したとしても、それを超える細菌が出現するでしょう。
それに、そんな薬剤は、当然ながら人間にとっても有害です。
Aさんは野菜につく虫を排除するのではなく、その存在を認め、愛を向けたら、自然にいなくなったと言ってたと記憶しています。
そんな事もあるのねー、愛のチカラってすごい!私はこれを、人間で試してみました。

当時隣りの席には、かれこれ1年以上まともに話をしていない同僚がいました。仲違いのきっかけが何だったのかすっかり忘れてしまいましたが、このままじゃお互いに良くないな、、と思い、自分から挨拶したり話しかけたりしてみました。
が、相手もなかなか頑固。無視され私もまたイラッとして、の繰り返し。
それでも彼女の良いところを見つけては、根気よく話し掛け続けたら、ある時期から少しづつ柔らかくなり、言葉が返って来るようになり、半年かけて関係を完全に修復することができました。
良かった!これで、ストレスなく仕事ができる。
ところが、それから間もなく彼女は異動になり、私が彼女の仕事を引き継ぐことに。
でも和解したお陰で、気持ち良く引き継ぎができました。
その後、別の職場でも合わない同僚がいて、あのときと同じことを繰り返しそうになり、思い直しました。
そこでもう一度話しかけたり褒めたりのアプローチを続けた結果、私の業務をさり気なくサポートしてくれて、とても助かりました。
これと同じことが人間関係のみならず、動物や虫、細菌レベルでも起こるのだと思います。
この世に生まれてくる命は全て意味がある。と、言われてます。
もしかしたら人間の助けになる、未発見の何かを携えているかもしれませんね。
その辺に生えている、邪魔者扱いの雑草ですら人間の健康を助ける存在です。
私たちはもっと動物にも植物にも、感謝と愛を向ける必要があるのでしょうね。
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