レストランでの仕事は、楽しいものでした。
契約書を頂けなかったので給料や契約の面で納得いかないことも多々あったけど、創作意欲とお客さんの反応が私の情熱の源泉になる。
また、お店に製粉機があるのは自分の好みの玄米粉が創れるのでやりがいがありました。ただ壊れたら修理する術がないのが、ちょっと不安。。。
なので「この製粉機が壊れたら辞め時かな・・・」とぼんやり考えてたら、1ヶ月後、本当に製粉機が故障してしまい。
え?辞めろってこと?(@_@
そのときは偶然で片付けたものの、やはりこれはサインでした。
製粉機は、探しに探して見つけた業者さんに修理してもらい、また作る事ができるようになったのですが、それ以来、スイーツ作りになんだか気が乗らないのです。
日に日にスイーツを作る頻度が減り、迷いが出始めた頃、久しぶりに会う友人たちに相談したら、
「今すぐ辞めなさい!」と言われました。
これからだと思ってるんだけど~。
「今が踏ん張りどきだよ!」と励ましてくれると思ってた私はもやっとした気持ち。
だってお菓子の売れ行きは毎月伸びてるんだもの、これからじゃないの?
アドバイスは置いといて、そう自分を奮い立たせました。
でも、それからわずか数日でマネージャーとのやり取りがかみ合わなくなり、そこから嫌がらせを受けるようになり(!)、結局、友人たちに相談した一週間後にはオーナーに退職することを報告。
退職宣言してから退職までの間に更にトラブルがあり、そのダメージから立ち直るのに数年かかりました。
そして気づいたのは、製粉機が故障したのは偶然ではなかったということ。
「この製粉機が壊れたら辞め時かな・・・」
製粉機が壊れたとき、まさに辞め時だったのです。
なぜなら、このあと出会った仲間たちが私のスイーツを披露する場を次々に提供してくれたお陰で、更に新しいステージに立つことになったからです。
あのままレストランで働いてたら、経済的にも困窮し続け、クッキー以上のものを作れなったでしょう。
この件以降も私は何度も「辞め時サイン」を経験してます。もちろん自由意志でもいいし、ガイドのメッセージより自由意志が強いのです。
でも、ガイドは「時期」を知っています。辞め時サインはベストなタイミングで現れます。
新しいステージは好調な時期の後にやって来るので、多くの場合手を変え品を変え続けようとするし悩んだりしますが、少しの勇気と決意だけで扉が次々に開かれて行きます。自分はその扉の向こうに一歩踏み出すだけです。
サインやインスピレーションに気づき行動すると、そこで次のステージに行けます。状況がすぐに変わらないかも知れませんが、次のお知らせもやって来ます。
なのでサインを無視したり気づかないと、最終的に何らかのトラブルとして、その場(職場やグループなどの居場所)にいられなくなるように、周りの人を使って離れるように仕向けるのです。
私はそれに気づいてからは、なるべく速やかに離れるようにしています。行動が遅くなるほどトラブルによるダメージから回復するのに、たくさんの時間が必要になるからです。
私の場合は人より少し変化のスパンが短いかもしれないので、インスピレーションには注意を払ってます^^