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瞑想

現代では、ストレスを解消したり、ビジネスやスポーツで結果を出すため精神集中する手段として、瞑想、座禅、精神統一、呼吸法、マインドフルネス、、今やいろんなメソッドがあり、多くの人が習慣にしていますよね。

私自身、瞑想は20年以上続けていますが、未だにこれと言ったコツをつかめていません。

でも、今に100%集中できるようになると、


✅注意力や集中力のアップ


✅抑うつや不安の解消


✅感情の安定


更には、「問題が勝手に解決した」「よく寝られるようになった」など、様々な効果が期待できるようで、私自身、インスピレーションは増えました。


とは言え、気が付けば何か考えたり、嫌なことを思い出してイライラしたり、、、^^;それでも以前より思考に気づけるようになったので、その都度集中モードに戻ります。

私の場合、太極拳をお稽古の時より時間をタップリかけることで、一秒一秒の体感を意識するようにしています。

足の裏、呼吸、姿勢、手の動き、目線、空気、風の感覚。五感が増し、うまく言えませんが立体感?が感じられます。


ずいぶん前に、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」というイベントに参加したことがありますが、この体験は「今ここ」に似ています。


完全な暗闇の施設の中に、落ち葉の公園、古民家の縁側、風が心地よい田舎、点字ブロックのある道路、バーなどがあり、数人のグループでそれぞれのシチュエーションを体験します。


完全な暗闇なので、渡された白い杖と視覚障がい者のガイドさん、仲間の大きな声を頼りに視覚以外の感覚を総動員して進んでいくのは未知の体験でした。

まさに「今ここ」に集中しないと、転んだりぶつかったりします。

時間をかけて各シチュエーションを楽しみ、最終目的地のバーにたどり着き、そこでドリンクをごちそうになりました。

飲み物をグラスに注ぐのもガイドさんなのですが、種類も適量も感覚や音で判断します。それを一つも間違えずに参加者全員に渡せるという神業!

私はオレンジジュースを頂きましたが、暗闇で手探りで飲む普通のオレンジジュースは今までで一番おいしかったです!つまり味覚まで研ぎ澄まされてる^^

飲み終えて会場を出ると、薄暗い部屋で目を慣らします。徐々にそれぞれの顔が見え始めると、暗闇であんなに大きな声で楽しく会話したのに何故かみんな無口になり、一人、また一人と部屋を後にしました。


ガイドさんはそうなることを、予めご存知だったようです。人は顔が見えると恥ずかしくなるようですね。

五感の中でも視覚は大事な機能で、情報の90%は視覚と言われてますが、「今ここ」に集中するには、視覚に頼りすぎない方がいいのかもしれません^^

例えば何かを食べるときなどは、手軽に「今ここ」に集中できます。目を閉じて香りを嗅ぎ、食感と味に集中する。食べる瞑想として良いようですよ^^