オーストラリアの次に転機になった海外旅行は北カリフォルニア州のマウントシャスタ。
シャスタは、有名なクリスタルガイザーの源泉であり知る人ぞ知るパワースポット。シャスタ周辺の家庭では、水道から直接クリスタルガイザーが出るそうで、贅沢ですね^^
そもそもこの旅行は、毎年シャスタで年越ししていた友人から誘われたもの。費用も厳しいうえ有給休暇もない。でも前から興味があった土地なので悩みました。
4名定員とのことで迷いに迷った末に参加することにしたのですが、日程が二転三転する上にどの日程も私には都合が悪い。でも無理して皆の都合に合わせました。
ところが主催者である友人含めまさかの全員がキャンセルすることになり、話し合いの結果、すでに行く気満々だった私は一人で行くことに。ここでも見えない力が働いてたんですね^^;
日程は1ヶ月後にずらしてもらい、航空費が2倍に上がる前日が有給休暇が出る日と重なった「この日しかない!」というピンポイントの出発日、全て私の都合にリスケして頂けました。
海外旅行自体あまり経験がなく、トランジットもある旅行。英語オンチの私が1人で現地まで行けるのか不安でいっぱい^^;
サンフランシスコで無事乗り換え、壊れそうなプロペラ機でシャスタ最寄りのレディング空港に到着。空港には日本人のガイド兼カメラマンさんが迎えに来てくれました。
先ずはセントジャーメインが降臨したと言われるシャスタの中腹へ。初日からあちこち案内してくれます。
ガイドさんが連れて行ってくれる先々は、ツアー会社のコースにはないような、カメラマンの視点ならではの絶景ばかり。かなりアクティブで冒険家です。
滝を幾つも周りまったりとした時間を過ごしたあとは、崖のような山に登ったり、落ちたら確実に死ぬような絶壁から下を覗いたり、私好みのスリリングな体験をさせてくれました。
そして最終日は、この旅行のメインであるプルートケイブという洞窟に入ったのですが、ここでちょっと不思議な体験をします。
誘ってくれた友人は怖くて一度も入ったことがないというこの洞窟。ここに入るために1人でシャスタに来ることになったのかもしれません。
ヘッドライトと軍手を付けて洞窟に入る。中は自然のままの状態で、崩れた大きな岩が積み重なったところを一歩一歩慎重に進む。隙間に落ちたら大ケガは確実^^;
ヘッドライトの僅かな光を頼りに1時間ほど這ってたどり着いたところは、光も音も遮断された完璧な闇。
ここでガイドさんに「瞑想しよう、ライト消して」と促され、ライトを消して瞑想。
ライトを消し、風もない完全な静寂の中で瞑想してると、下からごうごうとエネルギーが吹き上げてくる感覚。1時間ぐらい経ったでしょうか、突然、自分の中から太い男性の声がハッキリと聞こえました。
「何を一番恐れているか?」
「え?一番恐れているもの?」
意外にも冷静に答えを考えましたが、その瞬間私がむせってしまったので、瞑想はそこで終了。
体が冷えたのもあり、洞窟を出ることにしました。また1時間かけて来た道を戻りながら、自分が
「一番恐れているもの」を考えました。
岩の隙間から落ちて死ぬこととか?いや、そんな事じゃない。自問自答しながら洞窟の外に出た時に、出た答えは、、
「変化しないこと」
現状維持は嫌だ。ずっと変化(進化)し続けたい。どんな辛い試練があっても変化し続けたい。
自分でも思いがけなかった、魂からの答え。
洞窟で聞いた声の正体は分かりませんが、ここからまた人生のステージが変わり、数年後には死にたくなるほどの試練が何度やってきて、、、折れました(笑)
でも、それら全てを乗り越えて、試練の中から私は一生モノの財産を身に着けます。
それは、スイーツ研究家としてのスキルとキーマンとの出会い。スイーツ自体が何度もステージが変わっていますが、各ステージでキーマンが現れます。
才能を引き出すのはワクワクだけじゃありません。
原石を磨くとダイヤになるのと同じで、辛い体験を経て魂が磨かれることで引き出される才能や能力もあります。
引き寄せもいいけど、それは「自分の想像できる範囲」という狭い領域に過ぎません。
想像もしたことがない大きなギフトは、ガイドの導きで与えられる。
日常の瞑想タイムに、ガイドとの繋がりも感じてみて下さいね^^