肉体という目に見える物質が無くなると存在自体も消えてなくなる。
わけではありません。
人もペットも亡くなった後も近くにいるものです。以下、私の体験と友人の体験談です。
私は物心ついた頃から高校まで、自分の意志とは関係なくときどき幽体離脱をしていました。
幼稚園の頃は自分に何が起こってるのか理解できず、親にも言えなかったので恐怖しかなかったです。
幽体離脱は夢とは明らかに違います。
意識と感覚がはっきりしていて、魂が抜ける浮遊感も身体に戻ったときの布団の重みや肉体の感覚もはっきり感じます。
また、宇宙まで行くことも逆に戻ることも意識一つでコントロールできます。高速移動の摩擦熱や轟々と鳴る風の音も体感しました。
中学生のときに有名なスピリチュアル雑誌と出会い、体を抜けても意識があることが「魂」であるということ、自分の体験が幽体離脱だということを知りました。
父が亡くなったとき、、、初七日、四十九日、百箇日、一周忌に父が夢に出てきて知人に挨拶周りしてたり、「危ねぇ！成仏するところだった」と言って夢の中で部屋にいきなり現れたり（笑）、私の身体の不調に効くツボを教えてくれたり、、父はよく夢に出てきました。
父の一周忌のときお坊さんの背中に向かう光の玉を見ましたが、父だったかもしれません。
数年後に母が亡くなり、やはり一周忌のときのことです。
お坊さんの読経中、祭壇に飾られた左右の供花が片方だけ揺れている。というより揺さぶられている？？かなりボリュームがあるのに(・・?
・・・エアコンの風で揺れてるのかな？
周りを見ると皆うつむいてて、誰も気がづいていません。
本堂での読経が終わり墓地に移動するときに確認したら、揺れてた供花は倒れていました。上を見ましたがエアコンはない。
とりあえず外に出ると風もないのに卒塔婆が一本だけカタカタと揺れていて、まるで何かアピールしてるように見える。ここでも誰も気が付いていません。
全て終わってから親戚全員に供花のこと、卒塔婆のことを聞いてみましたが誰１人見ておらず、hanaちゃん(私)の目の錯覚では？と言われました。
すると叔父が一言。
「揺れてるのは見なかったけど、花束は倒れていた」
気が付いたのは私だけじゃなかった！あの尋常じゃない揺れ方を見て、母が「ここにいるよー」と揺さぶってる姿が見えた気がしました（笑）
元気そうだねぇ、母よ＾＾
猫が亡くなったときのこと。
うちの猫はかなりの長寿で、人間の年にすると108歳でした。自分より大切な存在である彼女を失って数年、私はペットロス状態。
しばらくはカリカリを食べる音が聞こえたり、気配を感じたり。話しかけると、猫のために飾った花が一輪だけ揺れてたこともありました。
ある日、猫を思って泣いてると、ブログのキリ番通知メールが来ました。ずいぶん前に開設したっきり忘れてたブログ、記事はもちろんログインもしたこともありません。
でもリンクを開くと、「ゆうちゃん(偶然にも猫と同じ名前)」という人のブログに繋がり、こんな事が書かれてました。
「ゆうちゃんとhanaちゃんはお友達です＾＾」
猫から慰めのメールが来たような気持ちになり、そこから立ち直っていきました。
最後に、高校の同級生が旦那さんを亡くしたとき。
旦那さんが癌の再発で亡くなったと泣きながら電話がありました。
夫婦二人きりの生活だったので、彼女の悲しみは大変なものでした。そして三回忌の時、お寺の方から言われたそうです。
「あなたの後ろに、うつむいて座っているメガネの男性がいますよ」
どうやら彼女の亡き旦那さんのようで、彼女の嘆きが旦那さんの成仏を妨げていました。
悲しみの念は、亡くなった魂の成仏を妨げると言われてます。死は服を脱ぐのと同じ感覚、と言いますが、私の幽体離脱の体感でもそんな感じです＾＾
既に役目を終えた不自由な肉体から解放され、むしろ楽になります。
人もペットも亡くなってしばらくは地上にいます。メッセージを伝えて来ることもあります。
もし亡くなった人に会いたいなら夢で会うことができますが、相手に執着や強い気持ちがあるうちは、逆に妨げになります。
私が父の夢を何度も見たのに対し、母は見れませんでした。生前父が生きていたときは悪口ばかり言っていたのに、亡くなったら途端に態度が変わり
「何であんたの夢にだけ出てくるの(-"-)」と言われました。
執着してるから夢で会えないのですが、それは江原啓之さんも言っていたと思います。
今ごろ、父と母は向こうで会えているでしょうか。
これも魂の波動が違うと別の階層に行くことになります。閻魔大王やイエスキリストが決めるのではなく、自分の波動と同じ階層にしか行けないのです。夫婦や家族だったからと言って向こうで会えるとは限りません。
いずれ自分が死んだときに分かりますが、残された家族には悲しまないで欲しいものですね＾＾
シルバーバーチの霊訓より抜粋
「天国に旅立った方は全てから解放され今この瞬間もとても元気にしていて、地上にいる私達よりも霊的なエネルギーの波長が高い状態にあります。
こちら側にいる人が楽しむと霊的なエネルギーの波長が高まり、双方の波長が合うため、天国にいる方が地上にいる愛する人に近づき助けやすくなります。反対に深い悲しみや絶望感は遠ざけてしまいます。」
とは言え、大切な人が亡くなると喪失感や寂しさは感じるもの。でもほどほどにして、夢で会えるくらいに前を見て進みたいですね＾＾
